メタボリックシンドロームと食事
まず、1日のカロリー摂取量に注意して、食べ過ぎないようにすることです。
肥満は動脈硬化の危険な要因であるばかりでなく、高血圧、糖尿病、高脂血症などの危険な要因でもあります。
摂取する1日のエネルギー量は、標準体重1kg当り男性で30kcal、女性で25kcalです。
標準体重の簡単な計算方法は、身長-100×0.9 です。
身長170cmの男性なら標準体重は63kgで、1日のエネルギー量は1890kcalになります。
じゅく状動脈硬化は、コレステロールが原因です。
コレステロールを多く含む鶏卵、鶏・豚・牛のレバー、タラコやイクラ、バター、生クリーム、ケーキなどを食べ過ぎないように注意が必要です。
一方、食物繊維は、小腸でのコレステロールの吸収を阻害し、体外に排出する働きがあるので、血液中のコレステロールの上昇を抑えます。
食物繊維の豊富な穀類、豆類、キノコ類、野菜類、海藻類を十分食べるようにすると、動脈硬化の予防につながります。
また、肉の脂身やバター、生クリームには、動脈硬化を促進する飽和脂肪酸がたくさん含まれています。
これに対して、植物油や魚の脂肪には、動脈硬化を予防するのに役立つ不飽和脂肪酸が多く含まれています。
ただし、不飽和脂肪酸の取りすぎもよくありません。
塩分の取りすぎにも注意しましょう。
塩分の取りすぎは血圧を上昇させ細動脈硬化を招くほか、脳出血や胃がん、腎臓病などを起こしやすくします。
薄い味付けして、めん類の汁は全部飲まない、塩辛い漬物などを食べ過ぎないなど、工夫しましょう。
糖分の取りすぎもよくありません。
血液中の中性脂肪を高めてHDLを減らしたり、糖尿病を招いたりします。
最後にメタボリックシンドロームに即効性のある食品。
それは醸造酢と大豆です!
醸造酢は脂肪の燃焼を促進し、大豆は代謝をアップさせます。
そして大豆には、アディポネクチンという善玉コレステロールを 増す働きがあり、悪玉コレステロールを減らすことが分かってきました。
酢と大豆は一緒に食べないで、1食ずらして別々に摂るのがポイントです。